五輪女子マラソンメダリストである有森裕子氏の上記表題の記事を、日経新聞で読みました。

Q:日本が元気を取り戻すには何が必要でしょうか?
A:有森氏
「まずは一人ひとりの日本人が自分というものをしっかり見つめ直すことが大事なんだと思います。今、自分は何をしたいのか、何ができるのかをじっくり考える。他人や国のために何かしようという意識でなく、自分のために自分は何をなすべきなのかを突き詰め、そして実行する。限られた人生をとにかく精一杯生きるという意識が大事です。限られた人生をとにかく精一杯生きるという意識が大事です。みんながそう思うようになれば、社会にも活気や躍動感が戻ってくるはずです。……
一人ひとりが自分の得意な能力を磨き、夢や目標に向けて突き進む。それが周りの人にどんどん連鎖していく。」

Q:国民を元気にするという意味ではスポーツの役割も大きいですね。
A:有森氏
「私にとってスポーツは、選手が自分の可能性をとことん突き詰め、持てる能力を最大限引き出すように努力を重ね、自分の可能性を形にしていくものです。だからこそ、その姿は感動を呼び、見ている人たちの気持ちを明るくしてくれます。……点を取られても、最後まで食い下がる。レースで相手に引き離されそうになっても粘って追いつく。そんな姿を見て共感してくれる人が増えると、日本も活気づくでしょう。」

震災復興にも関連する記事でしたが、読んだ時私はビビッと来ました。さすがに一流の人だと感じ入りました。私は「社会」を「会社」に置き換え、「スポーツ」を「仕事」に置き換えることによって、自分自身の生き方や会社での一人ひとりの社員のあり方までを考えさせられました。もう歳だからとか、そこまでしなくてもだとか考えていた自分と比べてなんと爽やかな生き方だろうと共感し、感動しました。
当社の社員は日夜使命感を持って仕事に頑張ってくれていますが、更に自分の得意な能力を磨き、多少の困難や失敗にはめげずに夢や目標に向かって突き進み、お客様から共感されるような生き方をしてもらいたいと感じました。そのために自分がどんな事が出来るのかを考えさせられました。
企業目的である「日本一安全な列車見張会社」の実現は容易なものではありませんが、大きな夢に向かって、一人ひとりの社員の得意分野を育てながら、挑戦してみようと決意を新たにしました。

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